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SEMINAR
第23回 HGCSG総会 報告
2011.07.01
2011年6月24日、ホテルニューオータニにて第23回北海道消化器癌化学療法研究会学術講演会・総会を、中外製薬株式会社様との共催にて開催いたしました。
HGCSG studyについての進捗状況について事務局の結城よりご報告申し上げました。
・HGCSG0702:胃癌1st line S-1+CDDP分割 ・HGCSG0902:大腸癌2nd line IRIS+Cmab ・HGCSG1001:大腸癌3rd line Panitumumabの皮膚障害の検討 ・HGCSG1003:stageⅢ大腸癌のAdjuvant mFOLFOX6 ・HGCSG1101:大腸癌Cmab不応後のPmab といった試験が皆様のご協力を頂いて進行中ですが、進捗状況としてはまだ軒並み遅延しているものが多く、今後とも対象症例がおりましたら是非ともentryを、あるいは大学へコンサルトいただきくことをご検討くださるようお願い申し上げます。
特別講演では、国立がん研究センター東病院より、大津敦先生をお招きし、「胃癌薬物療法の新展開」とのテーマでご講演いただきました。
切除不能再発・進行胃癌に対する標準治療について今春より適応となったトラスツズマブについての知見も交えながら、最新のエビデンスや現在進行中の試験の内容も交え、ご講演をいただきました。
特に、これまでの日本では新薬への対応が海外の第Ⅲ相試験が終わってから始まるといった状態であったのに対し、今後は海外第Ⅰ相試験の時点から積極的に参加していく姿勢の重要性を熱く語っていただきました。 胃癌分野ではアジアのpopulationが大きいため、日本の担う役割は重要であると再認識させられました。
今回も遠方を含め各施設より60名をこえるご出席を賜りました。 本会で小松からも申し上げましたが、HGCSGの学術講演会・総会も今回で23回目を迎え、改めましてこれまでの皆様のご協力に対しまして感謝申し上げます。 尚、近日中にHGCSG1001の中間解析、1002(Pmabのretrospective study)につき各施設にCRFをお願いする予定です。
ご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
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