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第38回北海道消化器癌化学療法研究会学術講演会・総会

2018.07.17

第38回北海道消化器癌化学療法研究会学術講演会・総会

2018年7月6日札幌第一ホテルにて第38回北海道消化器癌化学療法研究会学術講演会・総会を開催いたしました.

始めに,HGCSG事務局 川本医師より,現在進行中の臨床試験の進捗状況について報告が行われました。 HGCSG1404:切除不能・再発胃癌に対するS-1+ナブパクリタキセル+オキサリプラチン併用療法の第Ⅰ/Ⅱ相試験(SNOW study) HGCSG1502:経口フッ化ピリミジン薬剤を含む標準治療に不応・不耐の切除不能進行・再発胃がんに対するbolus 5-FU/l-LV(RPMI)療法の有効性・安全性に関する多施設共同前向き非対照第Ⅱ相臨床試験 HGCSG1603:初回化学療法に不応の治癒切除不能進行・再発胃癌に対するイリノテカン/ラムシルマブ併用療法の第II相試験 HGCSG1604:消化器癌に対するS-1を含む全身化学療法による眼障害に関する前向き調査研究(EyeDropS study) 消化器癌に対する全身化学療法施行時に発生した無症候性静脈血栓塞栓症に対するエドキサバンの安全性および有効性を検討する多施設共同前向き介入研究(ExCAVE study) HGCSG1602:定期的なステロイド前投薬を使用する消化器癌全身化学療法施行時に生じる骨密度減少に対するデノスマブの抑制効果(有効性)および安全性を検討する多施設共同前向き介入研究(ESPRESSO-02) など、多くの臨床試験の進捗状況が報告されました。

次いで、HGCSG事務局 澤田医師より、ASCO2018における消化器癌領域の最新レポートを報告いたしました.

その後、川本医師より、学会発表報告(ESMO GI, ASCO GI)と,新規臨床試験の概要(HGCSG1801、HGCSG1802など)について発表が行われました.

学術講演会には国立がん研究センター中央病院 奥坂拓志先生に膵臓癌の化学療法に関する最新の知見についてご講演頂きました。

ご講演いただいた奥坂先生、ご出席いただきました皆様方、週末のお忙しいときにも関わらずご参加いただきまして誠にありがとうございました。

今後も引き続きHGCSGから新たな知見を発信すべくより一層努力してまいりますのでよろしくお願い申し上げます。 (文責:中野真太郎)

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