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◆◇第12回日本臨床腫瘍学会学術集会◇◆
2014.07.24
◆◇第12回日本臨床腫瘍学会学術集会◇◆
2014年7月17日~7月19日に開催された第12回日本臨床腫瘍学会学術集会において,HGCSG,そして関連グループのHOPEの臨床研究と,国立がん研究センター中央病院に国内留学していたHGCSGメンバーの林先生の研究で,学会奨励賞3演題の受賞を含む,6演題を発表いたしました. <日本臨床腫瘍学会奨励賞>
Effects of Palo + Dex(day1)in the prevention of CINV induced by non-AC MEC / Non-AC MECによるCINVに対するPalonosetron+Dexamethason day1単回投与の有効性の検討 演題発表:釧路労災病院 内科・腫瘍内科 曽我部 進 先生
Randomized controlled trial on the skin toxicity of panitumumab in 3rd line treatment of KRAS WT mCRC(HGCSG ; J-STEPP) 演題発表:釧路労災病院 内科 小林 良充 先生
Gene mutation profile of pancreatic cancer in Japanese patients and its association with prognosis / 日本人膵がん患者の遺伝子変異プロファイルと予後との関連 演題発表:北海道大学病院 消化器内科 林 秀幸 先生
<一般口演>
Observational Cohort Study of 1st line Bevacizumab Combined with Chemotherapy in Metastatic Colorectal Cancer: HGCSG0802 演題発表:市立札幌病院 消化器内科 中村 路夫 先生
Phase II trial of S-1 plus split Cisplatin(SSP)in pts with advanced gastric cancer(HGCSG0702): Final report 演題発表:北海道大学病院 消化器内科 結城 敏志 先生
Safety analysis of FOLFOX as adjuvant chemotherapy for stage III colon cancer in phase II study(NORTH/HGCSG1003) 演題発表:北海道大学病院 消化器内科 結城 敏志 先生
HGCSG事務局 林 秀幸より,今回の奨励賞の受賞に際してコメントを寄せさせていただきました.
「このたび2014年7月17日~19日に福岡で開催された第12回日本臨床腫瘍学会学術集会で奨励賞を受賞致しました。 この研究は私が国立がん研究センター中央病院肝胆膵内科に国内留学していた際に、臨床業務と併行して国立がん研究センター研究所ゲノム生物学分野で行っていた膵臓がんの検体を用いたトランスレーショナルリサーチ(臨床と基礎の橋渡し研究)の結果報告です。 日本人膵がん患者を対象に次世代シークエンサーを用いたゲノム解析を行い、遺伝子変異と予後との関連などをまとめました。 臨床業務の合間をぬって研究所に出向いて実験をしていたので、当初は環境整備にとても苦労しましたが、周囲の先生方の協力のおかげで何とか短期間で形にまとめることができました。 詳細な結果は英語論文にまとめて近日中にあらためて報告する予定ですので楽しみに していて下さい。」
数ある演題の中から奨励賞を3演題も受賞することができ,大変誇らしく思います.これらもひとえに日頃からHGCSGにご協力してくださっております各施設の先生方のお力の賜でございます.これからも北海道から新たな知見を創出すべく,日々邁進して参ります,是非今後も先生方のお力をお貸しいただければ幸甚にございます.何卒よろしくお願い申し上げます.
(文責:村中)
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