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第21回HGCSG総会report

2010.07.12

第21回HGCSG総会report

平成22年6月25日、札幌グランドホテルにて、第21回HGCSG総会が開催されました。

国立がん研究センター東病院から吉野孝之先生をお招きし、「大腸癌術後補助化学療法の現状と今後の展開」につき御講演をいただきました。

5FU系単独からオキサリプラチン併用へと変化してきた大腸癌術後補助化学療法につき、各臨床試験から示唆されるその意義について、また、患者説明からマネジメントに至る実臨床におけるポイントに、さらには今後の見通しも交え、わかりやすく御講演をいただきました。

事務局報告では、Bevacizumab、Cetuximabそれぞれのレトロスペクティブ試験、IRIS/BVの学会発表実績が報告され、現在実施中のIRIS/Cet、今まさに開始されたHGCSG1001(Japanese STEEP)、HGCSG1002についてのアナウンスも行われました。

なお、HGCSG1001,1002については翌日、プロトコル説明会が行われ、多数の施設からの御参加をいただき、今後の進捗が期待されるところであります。

また、現在プロトコル作成中である、「StageIII結腸癌R0切除後の術後補助化学療法としてのオキサリプラチン併用療法の他施設共同大規模第II相臨床試験」についてもアナウンスが行われました。こちらはstageIIIに対する術後補助化学療法としてのFOLFOX療法を道内の多数の施設参加のうえで検証する試験で、近日中のプロトコル完成を予定しております。

術後補助化学療法の臨床試験開始を控えていることもあり、内科のみならず外科からも多数の先生のご参加をいただきました。また、コメディカルの方の多数の参加もいただきまして、誠にありがとうございました。

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